うめやきを求めて(2014.10大阪観劇の旅、裏テーマ)
はじめに
世の中にはいろいろな食べ物があります。旅先には、ともすれば一生知らないで過ごすのではないかという、目立たないローカルな食べ物があり、そういうものに出会うたびにキュンとします。
今回の旅行(目的は観劇)では梅焼というかまぼこについてキュンとしたので、その経緯などをさっくり記してみたいと思います。
概要
- きっかけはスカイステージ(宝塚専門チャンネル)
- 初対面の印象:なんだか高級品
- スーパーで見かけたのは親しみやすい味
- 調理後のものを食すことはできず
きっかけはスカイステージ(宝塚専門チャンネル)
2014年のある日。タカラヅカ・スカイ・ステージの番組「100年のスピリット #7~大寅蒲鉾~「宇月颯」」(http://www.skystage.net/Prgm/Detail/7041.html)を視聴した私は、その不思議な食べ物のことが気になった。関東では見かけない形をしている。ふわふわしているという。これをおでん(関東煮)に入れるという。はんぺんとは違うのか…?次回関西方面に旅することがあったら調べてみようと、心の引き出しにそっとしまってあった。宝塚のCSチャンネルが入口ってまた変なところからたどり着いたなと思う。
初対面の印象:なんだか高級品
そして2014年10月。観劇のために関西へ来たが、時間が余ったのであべのハルカス美術館で展覧会を鑑賞。あべのハルカスといえば、前述の「100年のスピリット」で紹介していた大寅の店舗があるではないか。これは行くしかない。
そして出会ったのが、私の初梅焼である。形がかわいい。親しみやすそうな雰囲気の割に、なかなかいいお値段がする。買ったらドライアイスをつけてくれた(食べようと包みを開けた時に気づいた)。買ってすぐ食べるところを見つけられなかったため、落ち着ける場所へ移動し試食。さすがに旅先で煮ることはできないので、そのまま食べてみた。
ほんとうに上品だ。ちょっと伊達巻っぽい?ようでいるがそんなに甘くない。出汁を吸い込んだ姿が想像できない。
スーパーで見かけたのは親しみやすい味
その日の観劇の感動もさることながら、筆者の頭はじわじわと梅焼に占拠されつつあった。そんな旅行二日目の午前。待ち合わせ時間まではまだかなり時間があった。こういうときに時間があると行きたくなるのがスーパーマーケットである。旅先でスーパーへ行くのはとても好きだ。生鮮食品は買えないが、帰ったあとに現地の味を思い出すちょっとしたものを自分用に買ったりする。
そういうわけで入ったスーパー1軒目でさっそく見つけた。
どーんとしている。ロゴが。ちなみに別寅さんは岸和田の会社らしいよ!
昨日食べたものよりもお値段も求めやすいし、かまぼこ寄りな感じがする。ビール的なものくださいって感じがした。
ちなみにこんなものも見つけた。さっきのとだいたい同じ味かな?
余談だが、未知の食材過ぎて、「ほんとは生食NGな食べ物だったらどうしよう…」などとドキドキしながら毎回「梅焼 かまぼこ 食べ方」みたいな感じで検索して「『そのまま食べる』ってあるね…」って確認しながら食べていたことをそっと告白したい。これを書いてるってことは、まだ生きてます。
調理後のものを食すことはできず
結局調理した状態の梅焼を食すことができないまま日程は過ぎ、そのまま帰ってしまった。1日1個ペースで食べるほど気になるんだったらもう少し調べてから旅に出たらよかった…!
次の興味
物産展またはアンテナショップで入手機会があれば、自宅にて調理したものを食べてみたい。