2014年のきりやさんをぼんやり振り返る
2014年はインパクトのある役を多数演じられたきりやさんでした。楽しかった一年をぼんやり振りかえってみます。
文字だけだと寂しいので公演イメージの小さいカットを入れようとしたら謎のバナーのようになってしまってちょっと反省しています。クリックしてもなにも出ません。
ダイアナ(オーシャンズ11)
渋谷(一部梅田)のヴェガスのクイーン。あの赤い(蛇の)衣装でせり上がる後ろ姿が最高にカッコ良かったです。なぜイレブンメンバーじゃないのだろうねってちょっと思いました。男役をやって欲しいという意味ではありません。その前のイライザ(マイフェア)とくらべるとかなり男役に近い役なのかなぁと、オーブ版を観て思ったのでした。
衣装的にいちばん好きなのが二幕のイリュージョンの緑っぽいものです。叶わぬことなのでそっとつぶやくと、いつもショーが(練習シーンとかなので)途中で終わってしまうので何かこうバーンとしたショーシーンがあったら良かったのにとは思わないではなかったです。そんな願いも叶えつつ再演されたらいいな。
アグネス(I DO! I DO!)
ダイアナが男役っぽいとしたらアグネスはもうかなりだいぶ女性なので、劇場の距離感もあり固唾を呑んで見守ることが少なくなかったです。卒業するってこういうことなのか…とぼんやりしながら帰った日もあったようななかったような。話がそれますが「卒業するってこういうことなのか…」が私のとこに来た大きな第一弾はアルバム「The Gentlewoman」でした。詞の世界的なとこでけっこう後頭部を殴られたような衝撃があったことをこっそり告白します。
最初の花嫁姿からとてもかわいいのですが、「Love isn't Everything」のところの緑っぽいのが特にギャッとなりました。でもあそこは一人増えたりしてけっこう忙しいですよね。あとは一幕後半のドレス!主婦ってほんと!?と思うくらい美しかったなぁと思い出されます。
シルヴィア(ヴェローナの二紳士)
年末をしめくくる一作でした(でも今年の出演作のなかでは最初に発表されたという不思議)。まだ来年も公演は続きますが。
シルヴィアは愛されお嬢というか、でもなんだか普通に一人脱出できそうなとこもあって(剣がものすごく似合う…!)そんなところがいいなと思いました。卒業後の公演であまりバリバリ踊る役はこれまでなかったので新鮮でした。でもわたしがいちばん好きなとこは一幕の、塔の上(多分)で一瞬出てきてさみしげな顔をするとこです。
この公演では妙に筋肉についていじられてましたが、あれは普通に観にきた方にも伝わるポイントなのかしら…?と、いちファンとしては大変ドキドキしました。
そのほか印象的だったこと
4月に宝塚で開催された「夢の祭典」のゲストで登場した姿がとても美しくて、ライブビューイングのスクリーン越しにびっくりしたのが忘れられません。あと今年のキーワードは「生きてるだけで筋肉がつく」。何度か聞きました。本当に羨ましい。
それから11月に「ヴェローナ」のからみで出演されたラジオ番組がとても楽しかったので、いつかラジオのお仕事もあるといいなぁなどと思っております。