かべメモ

いわゆるメモってやつです

リリリ☆リリボーン(マイフェア2016メモ)

ふざけたタイトルをつけてしまいましたが、会見のとき寺脇さんがおっしゃっていた「リリボーン」っていう響きが気に入りすぎて、じわじわ復唱してました。

2013年に上演された「リボーン版」が3年の時を経て再演。

きりイライザの変化(リボーン→リリボーン)

3年経ってるのを忘れるくらい相変わらずかわいい!というのがファンとしての第一印象。

あと大きいのは、感情の流れの表現の仕方が穏やかかつ高め推移になっているように感じました(グラフに書きたい)。前は割とギャーン!ギャーン!(※効果音)ってわりと極端っぽかったな…と、今年のイライザちゃんを見て思ったのでした。ベースは残ってるけど、女の子っぽかった。進化。

作品全体の変化(リボーン→リリボーン)

リボーン版のいいところは、ミュージカル的には古典的演目なんだけど、演者の皆さんと新訳の馴染みやすさから血の 通った作品になってることだと思っている。今年「午前10時の映画祭」で映画版を改めて鑑賞したときに、「リボーン版はリボーン版でやっぱりものすごく良かったな…」って思った。

リボーン版は、ことばのレッスン過程を日本語でもわかるようにすることだった。かなりインパクトのある改変で、「スペイ ンの雨」からスペインが消えたりした。私がマイフェアを観劇したのはリボーン版(2013)が最初だったが、映画は予習のために見ていたので、「日なたに ひなげしはかわいいからいいけど、品のある広いひたい?」という戸惑いは少なからずあって、後に出てくる「天候と健康」レギュレーションにひたいはちょっと微妙だったりもした。

で今年版。ひたいはさすがに気になる人が多かったのかな。ウェイトが下がっていた。代わりに入ったのは「光あふれひばりひらり」。かわいい。かわいすぎてインパクトがない気もするけどかわいい。あと「日なたにひなげし」の間奏からスペインっぽさをなくして舞踏会ぽくしたので、「スペインの雨」の名残は消えた。私は本バージョンについてはいいことだと思う。だってスペイン出てこないもの。

あと気になったとこといえば、街の人が絡むナンバーがだいたいちょっと時間が増えてた。よりミュージカルっぽくなったというのかなぁ。