かべメモ

いわゆるメモってやつです

映画「ラスト・ホールド!」公開が楽しみすぎてボルダリングを始めた話

映画は5月12日公開です!待ちきれなさすぎてボルダリングへ行ってみたらボルダリングすごく楽しくて、いま週1で通ってるって話です。想像以上に気軽に挑戦できるので、ぜひお誘い合わせの上行ってみたらいいと思うの!!みんな「自担すごい!」ってなるよ!

lasthold-movie.jp

 

「ラスト・ホールド」関係でボルダリングに挑戦してみたくなっている人向けの雑なFAQ

ジムはどこにありますか

今かなりあちこちにあるので検索してみてください

予算と持ち物

初回は諸々込みで3〜4000円程度でしょうか。

持ち物は体操着と靴下。着るものは動きやすくてチョークがついても構わないものならなんでもいいです。レンタルシューズを履く場合は靴下が必要です。

こわくない?

ルールを守ればこわくないです!1回だけの気軽さはボウリング並だなって個人的には思いました。もっと気軽に行けばよかったと感じてこのブログを書いてる次第です。

初心者向けのちょっとした講習的なものがセットになってるものをわりと多くのジムでやっているので、初めてでこわいなと思ってる人はそういうのを予約して行くと(スタッフさんがついてくれるので)いっそう楽しめるかもしれません。

やせる?

週1で登るだけではやせないんじゃないだろうか。個人的に、今のところそのような実感はあまりないです。「軽い方が登りやすいだろうなー」と考えるなら、減量は捗るかもしれません。

腕の力が弱くて…

極端に腕の力を求められるのはかなり先だと思うので気にしないでよし!たぶん!ちなみに私も腕立て伏せできない!
 

---

さて言いたいことはここまで。

ここから先はあまり役に立たないと思われる、私とボルダリングとの数ヶ月の記録です。

蛇足メモ「私とボルダリング

2017年12月下旬(というか12/24)

ボルダリングのお話だって…やってみたいなー…でもちょっとこわいなー…」と思っていたら同担のおともだちが「一緒に行きましょう!」と誘ってくれたので、予定を合わせたらたまたまこの日になった。出がけに映画の特報が発表になってびっくりした。

都会の某ジム(以下「ジムA」とする)へ。比較的空いていた。初めてでも思ったより遊べる。しかしどうしても登れない課題(8級(一番簡単なレベル))がいくつか立ちはだかる。実際に体験してみると「塚田さんそしてSnow Manの皆さんすごい…!」とあらためて尊敬してしまう。これを感じられただけでも今日来た意義はあるのだけど…

 

それにしてもこの課題クリアしたい…!

 

奮闘むなしく体力も限界をむかえ、「絶対近く再挑戦する…」と誓ってその日は名残惜しく帰った。

2017年1月

私はあの日登れなかった課題のことを忘れられずにいた。翌日以降部屋の仕切りの少し重い引き戸を開けられないレベルの猛烈な筋肉痛に襲われながらもなんとか仕事を納め、冬休みにもう一度、今度は1人で挑戦しに行った。ひとつはクリアしたがどうしても登れない課題(以下「課題A」とする)が残る。

悔しいな…次こそ…と思うも、「仕事終わりに行きやすい場所にジムはないのか?そうしたら平日を使って練習できるのでは」という考えに至る。幸い私の移動圏内のちょうどいいところに一軒(以下「ジムB」とする)。冬休み明けに門を叩く(大げさ)。そこから週1回ペースでなんとなく行ってみるのだった。

何回か体験するうち、怖くてつま先に頼りきれないのがあまり登れない原因の一つと気がつくも、靴のベストなフィット具合は一人でぶつぶつ登っているとなかなかわからない状態だった。このタイミングでスタッフさんをつかまえて詳しいアドバイスを求めるガッツが、そのときの私には残っていなかった。

そんな1月の終わり頃、営業日と行ける日の関係で別のジム(「ジムC」)へ行った際、ここまでで一番きついシューズが出てきた。びっくりしながらも、しかしこれまでで一番いい感じで乗れた気がしたので、その日の帰りにシューズを買いに行く。クライミング用のシューズはあまり種類がなく、まして初心者なので「最初はシューズの色など気にするな(意訳)」と店員さんに諭される。アドバイスには従おう。ちなみにおすすめされた2足はどちらも青色だった。

2017年2月

引き続きジムBで練習。シューズを買ってはみたものの、突然上達するはずもなかった。ジムBの8級にも1ヶ月越しで登れない課題がひとつあり(以下課題B)、一回だけ登れたはずなのにその後さっぱり登れなくなってしまって、ジムにいない時間も「どうしたら…」とない考えをこねくり回していた。

ボルダリングには「解き方を考える楽しさ」があるとのことなので、できるだけ自分で考えようとしていた。けれど、そもそも自分がどうやって体を動かしているのかという認識すら薄いので、長考してもいい考えなど出るはずがないのだ、と、今にしてみれば思う。

そんなある日のこと。行ってみたらいつもと違うスタッフさんがおり、懸念の課題(B)についてかなり具体的なアドバイスをもらった。体そんな傾けるの…?壁に片足つけたらバランスとれちゃうの…?見たことのない動きにいちいち動揺するも、何度か練習するうちにそれっぽくはなってきた。しかし最後に足を乗せて立ち上がる動きがその日はうまくできずタイムオーバー。

後日「ボルダリング行ってみたい」というおともだち(2名)とそれぞれジムA、ジムBへご案内する機会を得る。

ジムAへ行くのは久しぶりで、因縁の課題Aとの対峙に少しドキドキしていたものの、拍子抜けするくらいスルッと登れた。「あれ?おともだちと来たからちょっと元気だったのかな」と、その日はまぐれだと考えていた。

別日に、ひとりじゃない状態で初めて来るジムB。懸念の課題Bを「これができないのよ」とおともだちに紹介するも、前回教えてもらったことをまだ覚えていたのかこれまたスルッと登れたのである。不思議に思いながらも、他にできていなかった8級課題に挑戦していくと、その日は全部登れたのである。おともだちと来たから元気ってのはひとつ絶対あるけど、これまで練習して少し上達したのかもしれない。ものすごい達成感だった。

また、「そういえば競技として見たことないぞ…」って気がついてボルダリング ジャパンカップ(予選)の観戦にも行った。これは絶対現地で観る方が面白いものだと思う!私もまだ壁を見慣れていないので、壁の立体感が画面越しでちょっと伝わりづらいかもしれない。また、レベルがめちゃくちゃ高くなると、課題はどこか哲学的な雰囲気を帯びるように感じた。

2018年3月

話戻って、やっと8級が登れるようになっての3月。前回の勢いでガッと突破できないかなーと甘い考えでジムBの7級をちょっとずつ触ってみるも、やはりできるものとできないものがあり。今度はスタートの体勢を取ろうとしただけで身体が行きたい方と逆に振られたりするし、ホールドの形にバリエーションが増えた。どうやって登るのかな。めちゃくちゃ楽しそう!挑戦はつづく。

さいごに

少し課題の難易度が上がったせいか、全身を覆うこれまでにない筋肉痛のなか、今これを書いてます。みんなボルダリング行こうぜ!そんで映画盛り上げようぜ!