かべメモ

いわゆるメモってやつです

2014上半期(1月〜6月)観劇メモ(ざっくり・宝塚編。シャルウィ/月風共/夢の祭典/宝塚をどり/ほか)

f:id:johnkokabe:20140917212732j:plain

(Painted in Waterlogue)

せっかく書く場を作ったので、今年前半の観劇でのざっくりとした感想をまとめてみたりみなかったりしてみようと思います。まずは宝塚編。

観劇メモなど

東京宝塚劇場 雪組Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!」

100周年が始まったよということで、初日を観に行ったら(星組以外の)各組トップコンビと轟さんによる口上が開演前にあり、夢のようだった。

芝居は舞台こそ日本ではないものの、映画のエッセンスがギュッと詰まりつつ宝塚版になっているなぁと思った。ラスト前で主人公ヘイリーを妻ジョセリンが励ますというか背中を押すというか、そのあたりのシーンが個人的にはとてもグッとくる。ショーはにぎやかに100周年をお祝いする演目。客席降りが2回あったがどちらかは別の衣装だと更に嬉しかったような気がしないでもない。ロケットが大人っぽくて好き。

梅田芸術劇場メインホール 月組風と共に去りぬ

まさスカーレットが超かわいい。そして轟バトラーが超かっこいい。真ん中ふたりのお芝居の相性が良いというかコッテコテというか不思議と合っていて、更に何故か過不足がそんなにない脚本と相まって奇跡のバージョンになったのではないかと思う。2015年中日劇場での再演は嬉しい。

宝塚バウホール 月組New Wave! -月-」

若手奮闘公演。花・月ときて是非他組でも実施を! この後の3本立て公演に向けて、若手さんのスター力をアップさせるのに効果はあったと思う。二幕のリベルタンゴが最高。

日本青年館 宙組「翼ある人びと」

「月雲の皇子」の上田久美子先生の作品。展開が読めなくはないけどせつない。一幕最後の叫びには泣いた。

東京宝塚劇場 星組「眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に―」

とりあえず豪華だってことは伝わってきた。二幕はかなりジョセフィーヌに感情移入して見てしまう。主題歌が印象に残って帰れるのはとても大事な要素だと思う。とても残った。父が偉大だった感じの歌(うろおぼえ)がまたいいところで(略)。

宝塚歌劇100周年夢の祭典「時を奏でるスミレの花たち」(中継)

横着にも旅行の合間に中継を観ようとしたら飛行機が遅れ、序盤にあった霧矢さんの歌っているところを見逃すという「何のためにそこに行ったんだ君は」という失敗をおかす。辛うじてトークは見られた。とても美人さんだった。

かつてのトップスターさんが持っている魔力は相当のもので、歌い出すとバッと(私は当時を全然見ていないのに)当時のエネルギーがよみがえるようだった。お元気な皆様を見ていると生きる希望が湧く。現役生の再現「ドンブラコ」はチーム桃太郎もチーム鬼もなかなか突っ込みどころがあるようなかっこいいような意外と楽曲はちゃんとしてるような。

東京宝塚劇場 花組「ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛―/TAKARAZUKA ∞ 夢眩」

蘭寿とむさん退団公演。原作未読でストーリーがあれでイケてたのかわからなかったものの、熱烈に口説く蘭寿さんが満喫できたのが嬉しい。ショーは突っ込みどころ満載ながら元気に旅立っていくのが「Misty Station」を思い出させるような。剣持って軍服のところが好き。ロケットがMisty Stationに続いて「スターさんが銀橋に出ている時に後ろで踊る」スタイルだったのは個人的に不満。

東急シアターオーブ 星組太陽王

フレンチミュージカルということでものすごく期待して行ったが、歌が日頃宝塚で歌われるものとだいぶ違ったため苦戦していた人が多かった印象。そこを魅せられる柚希さんはさすがだなと思った。黒魔術周辺と「私は私を」も好き。

東京宝塚劇場 月組「宝塚をどり/明日への指針-センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!」

 肩肘張らずに鑑賞できる3本立て。まさきさんの獅子は毛を振りそうで振らない。お芝居で好きだったナンバーは「明日へのログ・ブック」。主人公とヒロインそれぞれ出てくるイントロだけで毎回ウルっとしていた。ショーは何と言っても100人ロケットが圧巻。奇抜な衣装の数々も何度か観るうちに慣れるという、気がつけば何回も観ていた恐ろしい演目だった。果ては博多まで観に行った。