あの日のときめき、完全再現。(月組大劇場公演「PUCK/CRYSTAL TAKARAZUKA」)
先日の観劇旅行の際、大劇場へも行ってきました。バウへは(New Wave!月で)1月に来ていたのですが、大劇場は月ベルばら(オスカルとアンドレ編)以来ということで、実に1年以上振りということに気づいて少し驚きました。大劇場周辺の少しのんびりした雰囲気込みでとても楽しかったです。
演目は、ファンには待望の「PUCK」と、(「Dance Romanesque」も記憶に新しい)中村暁先生の「CRYSTAL TAKARAZUKA」。どちらも懐かしさを感じる作品だなと思いました。まだ東京でも観劇しますが、一回目の印象をメモ。
感想メモなど
- 再現度と個性と(芝居)
- ダンロマをFEの人たちが演るとこうなる系(ショー)
再現度と個性と(芝居)
初演の映像は2回程度見たものの、あまり細部は覚えていない状態での観劇。曲が一部変わっているのは、初演時に洋楽のカバーをしていたところがあったりしたと「歌劇」誌の座談会で読んだような。
とはいえ、舞台上にあるものが、映像の印象とほとんど同じでとても驚いた。タイムスリップしたような気分だった。
それでも現在の月組の個性も味わえて、小芝居を追い出すと目が足りないんじゃないかと思う。
ダンロマをFEの人たちが演るとこうなる系(ショー)
想像以上にダンロマ*1。でもFE*2を思い出すところがなんとなくあって、まぎれもなくこの2作品を経験した組が作りだしたものなんだな…と思った。どちらも好きで何度も観た作品なので、そんなに嫌いになる要素がないということでもある。
先生の中でこの要素を盛り込んだら観客の満足度が高い、みたいな基準があるのかもしれない。目新しくしていく工夫をもうちょっとしてもいいんじゃないかな(何様)などと思う。