出会いは意外なところから(2014年の観劇とかそういうのをぼんやり振り返る)
お正月に雪組の初日を観に行ったら、トップさんが揃って口上をされていて「夢のようだ…」と思ってからもう1年経過するのかと驚いております。
宝塚漬け…かと思いきや意外とそうでもなかった…と見せかけて行動のベースにはやっぱり宝塚(というかきりやさん)があったねっていう一年だったと思います。そんな2014年の観劇を振り返ってみます。
100周年の盛り上がりに気圧され(宝塚歌劇)
ご存知の通り宝塚歌劇はことし100周年でした。そのため盛況だったのは大変良いことなのですが、その分チケット取るのにプレッシャーが意外とかかった一年だったなぁと思います。チケットが早々に売り切れてたり当日券がヒートアップしてたりしてリピートしづらいということもあってなのか、観劇数は昨年比で-3回。あれ、意外と減ってない?望海さんもそんなことある?
印象に残った公演
「風共」はまさきスカーレットと轟バトラーの似合い具合が「あー宝塚見た!」って感じでとても好きでした。2015年中日劇場での再演はとても嬉しいです。「翼ある~」はじわりとしみる一作。月の三本立てはなんといっても100人ロケット!迫力に「これは祭である!」と興奮しました。博多座公演では100人体制ではなかったものの、芝居ショーともに、メンバーが変わったことによる役替りが随所にありました。これがとても良かったことを特筆しておきたいです。個人的には、許されるならしばらく博多に住みたかったレベル。
OGさんって素敵(外部公演)
観劇歴が浅く、これまでそのなかでもとりわけ宝塚ばかり観ていたのですが、それ以外の公演(いわゆる「外部」)も観てみようとちょっとずつ足を運んでみた一年でした。
そこで、宝塚の映像でしか見たことのなかった素敵なOGさんを観ることができたのが今年の新鮮なところだったなぁと思います。どなたにも言えることなんだなと思ったのが、役の性別が変わっても根っこにある魅力は基本的に変わらないのだなというところ。その線でいくとあのOGさんはあんな魅力があってこっちのOGさんにはこんな魅力があって…と楽しみが広がります。
鑑賞歴が浅いからなのか何なのかわかりませんが、私がもともとあまり男役さんという存在に恋愛的な感情を持ってないのかな…と思いました。いろんなスタンスがありますね。
渋谷のヴェガスは本当に「運命を変えるFate City」だった件(オーシャンズ11)
「オーシャンズ11(東急シアターオーブ/梅田芸術劇場メインホール)」をきっかけに私の中にSMAPブームが訪れるとは、1年前の自分に話しても、たぶん20年前の自分に話しても、絶対信じてもらえないだろう事態でした(その後の進捗は追い追い)。というか1年前の自分に伝えに行って「は?何言ってるの?」と一笑に付されたい。
普段舞台を観ない人が、テレビ等に出てる人目当てで劇場に来て、舞台の面白さに目覚める…というのが主催者側の狙いだと思うのですが、言ったら逆パターンなわけで。この動きに引きずられて来年の観劇数が減少するのか?というのが個人的に気になっています。まだ自分ではそこらへんはよくわかりません。
(ブームが来た時の様子はこちら↓)
その他ぼんやりと
心に残った曲とか
クール・ヘッド(「レディ・ベス」)。一択じゃないかと思うくらいどえらいインパクトでした。もともとそういうタイプの(インパクトの強い)曲が好きなのも多分にあると思います。似た理由でチューリオのサンバ(「ヴェローナの二紳士」)も大好きです。別に脱いでる曲が好きなわけではありませんのでそこんとこは誤解なきようお願い申し上げます。
インパクト賞以外だと、オーシャンズ10(「オーシャンズ11」)は今回の新曲でしたが初見でしびれた大変かっこいいナンバーでした。もし万が一宝塚で再々演の機会があったら是非逆輸入してほしいです。是非!
回数的な比較
宝塚 | 26(昨年比-3回) ちなみに花3、月16、雪2、星3、宙2 |
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霧 | 19(昨年比±0回) |
その他 | 11(昨年比+7回) |
週1回はどこかの劇場にいたような計算になるのか…と少し反省もしています。