かべメモ

いわゆるメモってやつです

ここのところの観劇メモ(どらげない/エイエン)

コンサート/バウ/ワークショップ2班/DS/MP…となんと6つに分かれて活動していた8〜9月の月組の、そのうち3つ(コンサート/ワークショップ2つ)をご縁あって観ることができました。

 

Dragon Night!!

初のコンサート。「まさきさんが好きかどうか厳しく問われている」…と1幕終わって震えたものでしたが、後半はマイルドに楽しめました。参加メンバー全員にちょっとずつソロがあったり、日替わりでトークがあったりする趣向も、みんなの魅力を全面に使っていく傾向にある今の月組ならではだなぁと思いました。

まさきさんは大変個性的なジェンヌさんだなぁと思います。

次の本公演のあとはまた別趣向のコンサート的公演だそうで、これまたどうなるのかちょっと気になります。でも次はお芝居が観たかったな。

A-EN

前からしっかり者揃いの印象がある月組若手を中心としたワークショップ。運良く両バージョン観劇できました。ライトなお芝居と、ショーの二本立て。ベースが同じでメンバーに合わせて味付けを変えている感じです。公演内でピックアップされるメンバーが研1さん研2さんだったりする(でも予想以上にまとめてくる)のでびっくりします。

観ながら「みんな輝いてるよ!」という親心でいっぱいでした。できたら他の組でもやってほしいよこういう企画。教育方針の違いがあるのかもしれないけども。

ショーにスーツとソフト帽のシーンがあったのですが、身のこなしが学年上がるにつれ決まっていくのが見えて、ワークショップにこういうシーンがある意味を感じました。アイドルみたいなことばっかりでは男役にはなれないんだなぁ。

ARTHUR Ver.

舞音新公おめでとう!着実にチャンスをものにしているあーさ主演版。芝居がかなりハイレベル!取り組みやすい設定とはいえワークショップとは思えない仕上がりでした。

お芝居見ていて「アーサー(※役)は人が言うほどツンデレでもないんじゃないかな」って思いました。クールっぽいけど意外と熱い人だよね。ツンデレの定義についてはどうでもいいのでこの辺にしておきます。終わったらドーナツ食べに行きたくなるね。チョコのやつ。

そんなツッコミはさておき、あーさは期待通りいや予想以上に的確に作品世界を体現していたのでした。PUCKの新人公演を観た時も「1回の主演だけど数回分くらい価値ある…!(という感じで魅力がはじけている)」と驚きましたが、今回も「この主演は10回分くらいの価値がある…!」と静かに客席で爆発しました。もう少し難しい作品でも見てみたいです。先生今度は是非おねがいします。

ARI Ver.

伸びざかりのありちゃん主演版。ショーの独自場面、ブーケダムールのとこと黒い鷲が特に好みでした。

お芝居こちらは不思議系男子を男前女子がレッスンする…というお話です。ドーナツは出ません。全体にあーさ版と比べてマイルドで、ワークショップっぽいと安心しました。これは芝居がよくないという意味ではありませんので誤解なきよう。

ものすごく変なたとえになりますが、私はありちゃんのことを「狩りを覚えたての熊」みたいに見ていることがあって。直近で思い出すのはクリスタルズの銀橋です。自分が結構力強いって知らないで釣り(というか狩り)に行く感じ、この公演でもそれを思い出すことが何度かあったのでした。大きくたくましく育ってほしいです。親熊かお前はってコメントになってしまいました。