かべメモ

いわゆるメモってやつです

ここのところの観劇の感想(星逢・ラ/ガイズ)

もはやいつの話だってなってますが、下書きが残っていたのでそっとアップ。

雪組「星逢一夜/La Esmeralda」(東京宝塚劇場)

夢を…夢をみたい…。でも良いオリジナル…(星逢)

青くて綺麗なポスターが印象的な本作。譲りあい譲りあって結局みんな離れ離れになってしまう感じ(雑な説明ですみません)のお話でしたが、力の入ったオリジナル作品だと思いました。100周年関連で再演が続いていたのでちゃんとしたオリジナルが見られるととてもうれしい。

ラスト、明日には遠くに送られてしまう晴興と、(夫だった源太も亡くし)哀しみにくれる泉。これまでの宝塚によくありそうなパターン(とはいえ私もそれほど長く見ているわけではないのでその辺あまり詳しくツッコまないでいただけると幸いです)だと、「心中→スモークのなかデュエット」とかか…?「二人で遠くへ」というようなことを行っているし、逃げるか?と思っていました。しかし泉は自分を探す子供の存在に我を思い出し、この世を去ることもこの地を去ることもどちらもできないとなり、そして晴興もそのまま思い出のやぐらを去っていく…。

その選択が思いの外リアルで、特にその選択に希望が示されるわけでもなかったようにみえたので、夢の途中で現実に戻ったようでちょっと辛かったです。ということで私は泣いたか泣かなかったかでいうと(リアルすぎて)泣けなかった方なのですが、こういう終わり方の作品もたまにあってもいいのかな。あまり見ないパターンだったという印象です。

ラテンショーの勧めかた(ラ)

ちょっと幕間に落ち込んだりして、まさかのカタカナ表記「ラ」から一気にあっかるい宝塚世界にご案内という感じのショー。ちぎちゃんとサイト―先生なんて似合いそうすぎる以外の予想ができません。娘役の活躍が嬉しい一作でした。

珍しく友人を誘って行ったのですが少し困惑していた様子だったので、「もしかしてラテンショーってちょっとした心構えがないと難しいのかな…」と、終演後のお茶飲みのトーク内容に困りました。なんだったんだろうなぁ。おすすめスキルを磨きたいです。

星組「ガイズ&ドールズ」(東京宝塚劇場)

なんかとってもキュンとした。

みっちゃん風ちゃん本公演お披露目おめでとうございます!

安定感ありそうな二人だからどうかなと思ってたけどしっかり「はじめての恋」にときめいたので、この演目があってよかったなと心温まりながら劇場をあとにしました。

前回の上演時には霧矢さんがその魅力を大爆発させていたアデレイド役は礼真琴さんで、とてもキュートでした。婚約して14年という役なのですが行き遅れかかってる感じは少し薄く、ここからとっても個人的な妄想ですが、「ネイサンと出会ったときは実際かなり小さくて、なんか当時のネイサンがプロポーズを断られてどこかに投げ捨てるかなにかした指輪をたまたまアデレイドちゃんが拾って、そこからネイサンに勝手についてってそれで…」的な馴れ初め話を勝手に考えてキュンとしてましたすみません。

 

 どうでもいい話ですが、ガイズは「前夜祭やらないかな…」と結構ギリギリまで期待していました。そしたら飛んで行くのに!