国立西洋美術館 常設展
芸術の秋なので、久しぶりに行ってきました。美術にそれほど詳しいわけではないのに国立西洋美術館の常設展はたまにとても行きたくなります。これだけのものが常にあって気軽に行けるのは本当に嬉しいです。
感想メモなど
- 「サン=トロペの港」が好き過ぎて
- 教科書を見てるようなひととき(いい意味で)
- ミュージアムショップって楽しい
「サン=トロペの港」が好き過ぎて
ここに収蔵されているシニャックの「サン=トロペの港」という絵が大好きです。近寄って点を眺めるもよし、少し離れて景色を楽しむもよし。
私がシニャックを知ったのは2005年のプーシキン美術館展に来ていた「サン=トロペの松の木」という作品でした。ざっくり言うと新印象派に部類される作家で、だいたい点描の話が出るときはスーラが最初に語られるので、じっくり説明しないようなときは端折られる印象があります。シニャックをメインに扱った書籍もおそらく日本では出版されていないのではないでしょうか。
そのくらいの扱いになることが多いため、日本に作品が来ていても気がつかないことが多く、ほぼ常時鑑賞できるのはとても嬉しいです。
Сосна Берто. Сен-Тропе - プーシキン美術館
ポール・シニャック | サン=トロぺの港 | 収蔵作品 | 国立西洋美術館
画像よりも実物のほうが100倍綺麗だと思うので、是非実際に足を運んでほしいです!額縁も綺麗。
教科書を見てるようなひととき(いい意味で)
「中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とフランス近代彫刻」というテーマで、様々な様式が含まれます。「ああ教科書にこんな感じの絵があったかも」などと思いながら見て回るのが好きです。ここでも「実物のほうが綺麗」の法則が生きてると思うのです。
ミュージアムショップって楽しい
さっきあれだけ「実物のほうが綺麗」だと言っておいてなんですが、ひと通り見て回ったあとにミュージアムショップに寄るのも好きです。ポストカードを買って図録代わりにしたりします。