「お片付けノート」でだいぶ部屋が快適になったよ
「一日5分×3週間」という文句につられて「お片付けノート」法を試してみたところ、かなり部屋が過ごしやすい状態になったため、その経過を記念に残しておきたいなと思って書いてみる次第です。
【1週目】1日5分以内×3週間で「片付けられる人間」になる!【まずはスタート!】 - Togetterまとめ
ビフォーアフター
テレビで紹介されるような汚部屋ではないものの、なんだかごちゃっと色んなものがあちこちに溜まっている状態だった。
スタート前の状態
テーブル…収納場所がないとりあえず(といいつつたぶん1ヶ月位しまわないし使わない)のものが平積みになる。食事の際はそれをどこかに移動する。終わったらまた戻す…という無駄な行為を毎食していた。
棚…見えるところはだいたい何かがわさっと入っている。とりあえずのものを置いておくような余裕はない。「床に物を置かないほうが良い」という話を実践してそうなっていたのかもしれない。
3週間経過後の状態
机…使わないものは置いてない。すっきり。A4の雑誌を開きつつ絵も描けるよ(伝わりにくい喜び)!
棚…常に150%くらい入っていたところが平均75〜80%くらいまで落ち着いた。とりあえずはみ出してはいない。
経過
手元に使わないノート(紙の)がなかったのと、いつでもメモを取れるように、Googleドキュメントに記録していった。
1週目
騙されたと思って始めてみる。理由が意外と書けない。3つは比較的すぐ捻出できる。
2週目
机上にものが置かれなくなってきたことに気がつく。目の前の棚に隙間ができつつあるのを感じる。並べ方等がイケてないため遠目で見ると劇的に綺麗になった感じはしないが、それぞれのものの戻し場所がだいたい確保されたことによって随分部屋っぽくなってきた。前の状態はまるで物置だと思った。
だんだん目につくところにサクッと処分するものがなくなってくる。「今日はこのゾーンをやったので明日はここを攻めてみよう」といつしかゾーンごとにゴゴゴと吸い上げるようになる。
職場でも(むろん別枠で)始める。
3週目
かなり成長したところに課せられる3週目。「まだ使える(だけど使ってない)ものを処分する」際の思い切り方にこれまでの2週間が効いてくる。でもさすがにすぐに全て切り替えることができなくて、そして一応部屋は危機的状態を脱してはいるため、ぼちぼち挑戦していくことにする。
人間というのは不思議なもので、ちょっと綺麗になってくると「ここもうちょっとすっきりできるのではないかな」という気分になってくる。
感想など
部屋を片付けて居心地よくしたかった。しかしこれまではなぜかうまくいかなかった。
比較的短期決戦でカタをつけようとしてくれる方法が多かった中、「ちょっとずつやる」方法が性に合っていたのかもしれない。
↑なんとなくイメージ図。少しずつ仕分け作業を続けていくと、途中で少し余裕のある収納スペースが生まれていることに気がついてハッとした。そこにしまうことも検討しつつ更にブラッシュアップを続けることで、より有効な空間の使い方にも気づくかもしれない。希望だけど。
日が進むにつれ、(処分するものがないか探したために)どのあたりに何が入っていたかをなんとなく把握しているような状態になったので、「あれはあっちにやろう」「これはここに集めてみよう(そして次の日にでも選抜しよう)」などと作戦を立てるようになっていた。片付いてなかったときにはなかったこの考え方。
速やかにゴミに出せる環境が理想だなと思った。実施期間中はいつもより大きめのゴミ袋にする、ゴミの日まで置いておく(あまり美観を損ねない)スペースの確保をするなど。捨てる気分が高まってもゴミ袋がないとやる気がシュンとしぼむ。
無駄なものを買った過去の自分をそんなに責めないことが肝要かなと思った。もう出るわ出るわ。値札を見たら負けだ。
印象的だった処分アイテム
- うちわ…よくもらう。あっちの棚からこっちの棚からぽろぽろと出てくる。まとめて見つかることがなかったので、初期のノルマ達成の強い味方となった。
- かまぼこ板…手芸や工作をしているととかく素材を保存しがちである。たぶん…なにかに使おうと思ったんだろうけど…。
- 筆記具・画材…これがなかなか思い切れなくて現在も悪戦苦闘中。処分方法を考えるのが大変なもの(瓶に入ったインク、スプレー状のものなど)とか。たまに記念品等でもらう妙に重いボールペンの処分しづらさは異常だと思う。
- CSを録画したDVD…4年でものすごい量になったものを2日くらいかけて約半分にした。生きていて時間がどれだけ余っても全てを見返すことはないであろう。でも処分の手間のほうが後日入手する手間より圧倒的に少ないと思うので、「なぜそんなに残した!」と過去の自分を責める気はない。
今後の課題
「ものが減ったらきれいな部屋かというと、別にそうでもない」という現実も見えてきた。とりあえずしまう場所にしまえる段階までは進んだので、これを喜びつつ、もうちょっと部屋を活かす方法についても考えながら引き続き片付けていきたいなと思う。「俺たちの戦いはこれからだ!」的な締まらないエンドですみません。
また、手の届く範囲はかなりスッキリしたものの、まだまだ大変そうなエリアは残っており、それも今後の課題としたい。