かべメモ

いわゆるメモってやつです

宝塚歌劇月組東京公演「1789」の感想的メモ

最近、登場人物の名前等をなかなか覚えられないことに気が付きました筆者です。地味に体調崩したりして更新が滞っておりました。ゆるくアップしていきたいと思います。

さて先日東京公演千秋楽を迎えた「1789」。なんと2016年には東宝版も帝劇で上演されるとかで、どんなものになるか楽しみです。

2015年宝塚歌劇月組版は、予習をあまりしないで観に行ってよかったなぁと個人的に思っております。色々変わってるので。

というわけで個人的なメモなどを。

 

■「ここは必見!」って人に話すだろうところ

  • 曲が良い…それを伸びやかに歌うまさきさんも良い。フレンチミュージカルは曲が好きだけど宝塚ではあまり得意じゃないタイプの曲なのでかなり心配していた。心配は無用だったようだ。
  • アントワネットの登場場面…王妃がルーレットなんだよ!観てない人には意味がわからないかもしれないけどドレスがルーレットなの。そのド派手な登場から後半王妃の務めに目覚める演技も素晴らしくて、今回はこの役で本当によかったと思いました。現時点で他の配役が思いつかない!
  • 2幕のボディパーカッションのところ…先導してる人はいるものの、添え物にならない(主としての市民像が新鮮な演目でもあるなと思いました。端まで楽しむにはやはり劇場へ行かないとなのですよ。特に、二幕最初のロベスピエールのソロダンスから始まるボディパーカッションのシーンが好きです。あの一人踊りだすたまきは間違いなく名場面。

3つに絞るとこの辺かなぁと思います。美しいアルトワ伯と美しい秘密警察トリオとかイケメンしか雇わない印刷所とか少女漫画のなかにいそうなフェルゼンとかね!面白い登場人物がいるよ的な見どころは多かった印象。

■友人を宝塚に誘うにあたってこの演目を選ぶかどうか

…どちらかというと選ばない気がする。

  • トップコンビの扱い…珍しいのかなと思うのですが、トップコンビが相手役をしていないこともあってなのか、ラブ度はいつもの演目よりも少し低い。これをどう取るか。でもちゃぴこさんのアントワネットとても良かったので悩ましい。
  • 1幕もの(が好きな人もいるけども)…2本立てであればどちらかが合わなくても他方でリカバリーできるけども。確かにショーっぽい仕立ての演目ではあるとはいえ、キラキラしたドレスばかりでもないし、

でも連れてったら連れてったで、終演後に本屋へ連れてってカチャさんとみやちゃんのパソブをご案内するよ!

■筆者がやってみたい役

  • やはり市民に混ざりたい。ものすごく大変そうだけど。
  • あとアントワネットのルーレットのドレスは着てみたいよねぇ。

媚薬の調合(煙が出る)もやってみたいことではある。

 

■そのほか公演の思い出

  • 役名が発表されていないあたりの市民を観察し始めたらあっという間に観劇数爆増しちゃう系演目だった。ムラへ観に行けなかったのを少し残念に思っていたけどむしろ命拾いしたんじゃなかろうか。あぶなかった。先日カフェブレで、マギーさんが「たとえ通行人でもちゃんと設定を作って役を作っていく組(大意)」っておっしゃっていて、そんな組の姿勢があるからできた演目でもあるなと。
  • 2幕のあたまに派手な客席登場があるけど、それ以外は2階席で観るのが好きだなと思った。(元々2階席好きなので話半分に読んどいて欲しい)アントワネットの登場のインパクトもかなりのものだし、群衆がわやわやしてるのは人物が重なりづらい2階のが楽しい。
  • オランプとソレーヌの役替わりは運良く両方観られたけれどどっちも好きだったなぁ。みんな違ってみんないい。なんで両パターン収録しなかったんですか!
  • バスティーユ内の台詞のある兵士、ぎりぎりとこのちゃん(登場順)がとてもいい仕事してて毎回楽しみにしていた。
  • かんぽ冠ということでラジオ体操コンテンツが公開されていたけどどんな目で見たらいいか悩むよね(一緒にガチのラジオ体操をしたらいいんだと思うよ)