かべメモ

いわゆるメモってやつです

2016年、解散騒動に関して

明け方、家の外の道に、一台のトラックが停まったようだった。荷物の入れ替えでもしているのか、「ドスン」「バタン」というかなり大きな物音で目が覚める。

物音がなかなか止まないので二度寝できずTwitterを開いたら、普段テレビの話をしないような人がSMAPがどうとか言っている。…これは一体どういうことか。

この日々はそんな風に始まった*1。もしかしたらこれは夢で、私はまだその夢の中にいるのかもしれない。

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初日こそ平気な振りをしていたけど、次の日謎の高熱を出し2日寝込んだ*2りして、「私思ってたよりずっとSMAPのこと好きなのかもしれない」と思いキーボードを叩いています。そもそもジャニーズ的なものに興味が出てきたのもつい最近のことで、ひょっとしたらそのあたり少しずれた感想になってるかもしれません。

なにせ好きな人達がこういう環境に置かれるということが初めての経験で、飛びかうニュース(の形状をしたとても一方的な情報)に、何を信じたらいいかわからなくなりかけでしたが、中居さんを「忍びの鑑」と讃えたツイートにはとても勇気づけられました。思い返せば、この騒動が始まる前、そして始まる前に収録されたのであろうあれやこれやとか、色々「あれ?」と思う点も多い年末年始であったことは否めません。平たく言うといつもより増して「SMAPの継続についての意欲」を発信しているというか。

騒動が始まって最初にメンバーとしての声を発したのが木村さんでした。「信じてついてきて」という言葉と、曲紹介の「我々SMAPで」という表現、そして下ネタまでいつも通りの構成のラジオに、少しどころでなく安心しました。

翌日は中居さんのラジオ。今週録った感じではないものの、その前週と同じ、ちょっとした違和感がありました。サムガは30分番組で、その間にだいたい2曲流しており、最近は両A面のそれぞれということが多いです。しかしこの2週は気まぐれなのか『Otherside』を2回かけたのです。聞けば聞くほど『Otherside』は「俺達は変わらない」「ついてきてね」っていう曲*3で、さすがに2週目の2回め(つまり4回め)で「これはメッセージなのか…!」と震えるに至った次第です。また、今年の抱負は「ふんばる」とおっしゃっていましたので、この事態はある程度想定内だったのかなと。ファンも耐えどころなのかなと。またエネルギーをもらうのでした。

しかしあの悪夢のような生中継。しばらく見返せないでしょう。ただ、なんというかこう、コメントを発している(ということにしている)けれど、言わされてるじゃないですけど、いつもと違って一枚下に本物のメンバーが透けて見える感じみたいなものが絶妙に画面から滲み出していて、「SMAPを続けるためにこうして(どこかへ)頭を下げているのかな」と変換して受信しました。でも見てるのは辛かったけど。そして「(お茶の間にいる視聴者には見えない何かに)勝つための道は険しい。今はそれしか伝えられないが待っていて欲しい」というメッセージなのかなとも。

「待つ」という表現をしましたが、本件においては「応援する」という方がふさわしい気がします。SMAPが、メンバーが望むところがどこにあるかは今は語られませんが、きっと望んだ通りの結果を勝ち得るには、ここまでの印象からかなり時間がかかると予感しています。可能な範囲で、私も「応援」に参加したいと考えています。「思いを届けろ」って言われてますものね。

*1:すっごい紛らわしい書き方になってしまったけど文学的表現ではなくてマジで起きた出来事ってことです

*2:医者も「これちょっとよくわからないね」って言ってた

*3:表題および歌詞についてそれ以上の深追いはしないよ。