かべメモ

いわゆるメモってやつです

はじめての台北。その2

台北旅。大きな観光こそしていませんが、知らない街へ行くということで気になってたことをいくつか見てきたよってメモです。

 

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johnkokabe.hatenablog.jp

 

釘板を買いに

なんだか物騒っぽい単語ですが、安心してください、編み物の話です。

旅行手配をしていたときに某100円均一が出したニッティングルーム*1が話題になっていて、しかし私は買うことができなかった。日本で長型のルーム(loom)はあまり売られておらず、「海外で流行ってるって聞いたことあるし、もしかして渡航先にあったりするのでは…」と調べていたら、『釘板』という単語につきあたった。プラスチック製のものしか見たことがなかったため、木の枠に釘が多数打ち込まれているそのシンプルさに衝撃を受けた。特に予定がなかったのをいいことに、予定に組み込む。ガイド地図にはさすがに手芸店の位置は記されていなかった。台北に着いて最初に目指すのが手芸店…。

地図を頼りに、無事手芸店「小熊媽媽DIY」にたどり着いた。毛糸(毛線)売り場を目指す。店内で写真を撮るのは控えたのでぼんやりした記憶しかないが、棒針等と一緒のコーナーに、ガサッと釘板たちは棚に置かれていた。一見編み物道具に見えない。宿で試すために、毛糸とかぎ針も買っていった。

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これが釘板。見れば見るほど釘打った板。

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ちょっとやりかたを調べてサクッと編んでみて、「本当にできる!!」と感激する。空港での待ち時間等に使えたら楽しいかなとも思ったが、なにせ釘を打った板なので、手荷物として持てないのではと、そっと預け荷物にするのだった。

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帰国後ちゃんと編み方を調べて試すと、糸が割れるのに注意する必要はあるが、けっこうスイスイ編み進める。並太50g×3玉のマフラーが2時間ほどの作業×3日程度で編みあがった。編み方について調べている際に、木製のルームも普通に見かけた。特にこの地域だけのものではないらしい(詳しい方教えてください)。ゴム編みだけじゃなくていろんな編み方があるようなので、それも試したい。縦ストライプをやってみたくてたまらない。それにしても「ゾウサマ」というブランドの糸は初めて見たのだけど…。台北ではこのような、「日本語で書いてあるけど日本では見たことがない」ブランド・メーカーの製品もときどき見かけた。

日本国内では円形・楕円形のルームはけっこう市販されてるけど、長型のルームももうちょっと出ないかな。マフラーが編めたらものすごく編み物に対するモチベーションが上がると思うんだけどな。

記念切手を買いに

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国内旅行でも、平日だと大きな郵便局に行って風景印を押してもらうのが好きだ。最近はさほど熱心に集めていないが、きれいな記念切手(未使用のもの)をファイルに集めていたりもした。そこで台湾では記念切手など売られているのだろうかと調べたところ、年賀切手に相当するものだろう切手がちょっとかわいいことに気がついた。ということで郵便局へ行くことを目標のひとつとする。ただまったく読み上げて伝えられる気がしないので、サイトの該当ページをプリントアウトして荷物に入れておく。また切手について調べていたら、どうも風景印もあるらしいことを知る。こちらも単語を紙に印刷しておくのだった。

北門の近くにある大きな郵便局へ行ったら、切手はなんとか買えた。正しくは、郵趣っぽい窓口で切手の図を指差しても何枚買うのか伝わらずオロオロしていたら、窓口に来ていた常連さんっぽいお客さんに助けてもらったのだった。しかしこの日は時間が遅く、もう風景印はやっていないようだった。元気が残っていたら出直すことに。

旅先の言葉がまったく話せないことがこんなに大変だとは。一般的な観光ルートを巡っていたらそこまで困らなかっただろうけど、次があるなら少し勉強してから来ようと思った。

2日目、台北駅からの帰りのバスを探す際に盛大に道に迷って、また北門の方まで来てしまった。ついでに風景印に再挑戦することにする。

日本だと風景印を押せるのはハガキ相当分(今だと52円)からなので、それはいくらなのかを尋ねるも、なぜか最低額の0.5NTDの切手を出してくる。ずいぶん安い。「いいのか…?本当にそれでいいのか…?」そこまで予習していなかったので本当に戸惑う。言われるがままに押してもらい、これが私の初めての台湾風景印となった。

本当に読み方ぐらい予習して行こうね!今度はね!あと普通切手もなんだか綺麗っぽかったから、次行く時見られるといいね!

次回に向けて

この感じはそう遠からずまた行くなって確信に似たものが(私にしては珍しく)あります。

次行くときは数字と方角くらいちょっとは聞き取れるといいな…と、NHK中国語講座を見てみたりしながら入門編の教材を探しているところです。中国語にも色々あるってことはわかるよわかるんだけど!

オススメいただいてて観に行った京劇は大変面白かったので、これもまた行きたいです。日本で観ている舞台でも取り入れられているんだろうなぁっていう要素があったというのでしょうか。

それから普通の観光も…普通の観光スポットもめぐりたいです。本当は故宮博物院へ行こうとして行きそびれました。

*1:セリアのマフラーニットメーカー